ローマから吹く風

イタリアの日常生活コラムを読みながら
イタリア語を無理なく覚えて行きましょう。

講読ありがとうございます

ローマ在住のjamada(やまだ)です。
イタリアで実際に生活してみて思った事があります。

言葉が通じると言う事がまずベースです。語彙が多い方が、言いたい事を伝えられます。文法がきちんとしている事よりも。
   →画像を見て、視覚と結び付けて「今日の単語」を覚えましょう。

単語の意味を知っていても習慣や独得の使い方を知らないと意味が通じない事があります。
   →コラムでイタリアの日常生活を垣間見てください。

アルファベットの表記に慣れてないと、辞書を見るのも、イタリア語の表示やメニューを見るのも億劫になります。
   →「今日の単語」を繰り返しコラムの中でイタリア語表記で使います。

楽しい読み物でこの三つをクリアするメルマガを目指します。


:その4: 
ANTI CALCARE
(アンティ・カルカ−レ/石灰落とし)

老舗のVIAKAL

イタリアの水はCALCARE(カルカーレ/石灰)を含んでいて、水がしょっちゅう触れるものはCALCARE(カルカーレ)が白くたまって行く。
アルミのCAFFETIERA*の下の部分、水を入れる部分の内側に白っぽく
CALCARE(カルカーレ)が蓄積して行く。やたら取らないで、そのままにしておく方がコーヒーがおいしくできると言われて、鵜呑みにしている。

シャワーの口、細かい穴のひとつひとつに
CALCAREがこびり着き、コレステロールが血管を細くして行くように穴を塞いでシャワーを細くして行く。
風呂場の壁は飛び散った水が乾いて水滴の跡に
CALCAREが残ってなんとなくざらざらしてくる。
ステンレスの蛇口も水滴の跡状に
CALCAREが残る。

CAFFETIERAは、そのままにしておくとして、他のものはどんな洗剤を使っても、ザラザラのスポンジでこすっても
CALCAREは落ちない。

そこで登場するのが
ANTI CALCARE

その名も"ANTI CALCARE"

CALCARE落とし専門の洗剤だ。いろいろな洗剤会社からいろいろ出ているが老舗の「VIAKAL」に似たボトルを使っている。ラベルやボトルの色も軒並みブルーだ。
購買者の勘違いを狙っているとしか思えない。

いろいろ買ってみたが効果は同じ、匂いも同じだから成分も同じなのだろう。

SMACからジェル状の新製品。今買うと一本のお値段で2本買えます。


CALCAREでなんとなく白っぽくなった蛇口にANTI CALCAREを少量落としてスポンジでこするだけで、透明感のあるステンレスの金属色が蘇る。
洗面台もトイレもビデも、
ANTI CALCAREで洗うと陶器の白さが増す。

ANTI CALCAREはイタリア生活に欠かせない洗剤というわけだ。



:今日の単語:
ANTI CALCARE

ではまた!!
次回は11月2日の配信を予定しています。


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